2024/11/05 18:35
・尾州の繊維産業の現状
尾州の繊維産業は、地元の職人技を大切にしながらも、デジタル技術やサステナブルな素材の導入に取り組んでいます。
今回の尾州サミットという取組もその一つです。
特にウールに焦点を当てられており
羊の料理イベントやふれあいなどのイベントも企画されていました。
ウール生地は、多種な羊の毛から作られ、保温性や吸湿性に優れた素材です。
特に、エコファッションやオーガニック素材の需要が高まる中、地域全体が新たな挑戦を続けています。
代表的な羊の品種としては、以下のようなもの品種があります。
1. メリノ種
メリノ羊は、柔らかく、細かい毛を持つことで知られています。高品質なウールを生産し、特に肌触りが良く、暖かさと通気性に優れています。高級スーツやニット製品に多く使用されます。毛用の羊です。
2. ロムニー種
ロムニー羊は、ニュージーランドで最も多く飼育される羊です。
より粗い毛を持ち、耐久性が高いのが特徴です。
絨毯に使用されることが多く、防寒性が求められるコートやブランケットなどにも利用されます。
3. コリデール種
コリデール羊は、柔らかくて軽量な毛な為
手紡ぎやニット製品に適しています。毛が均一で食用としても育てられている為比較的安価に流通しております。
などなど一重にウールと言っても品種は多くなんと3000種を超える羊が存在する様です。
ウールも食肉やレザーと同様に部位によって
品質や用途が変わってくるというお話を聞き
勝手なイメージでウールはウールと思っておりましたが
確かに紫外線の当たり方や毛の生え方は
違うので違って当然ですね。
・まとめ
尾州地域の繊維産業は、単なる生産活動にとどまらず、地域の文化や歴史と深く結びついています。
工場訪問を通じて、その魅力と地域一丸での取り組みを実感しました。
今後もこの地域の繊維産業が持続可能な形で発展し続けることを願っています。
そしてGELSOも何かの形で関われたらと考えております。